私たちの働き方

ひとりで頑張らなくていい。
頼れる人と、より綺麗により豊かに。

鈴木喜久代さん(館山市)

鈴木喜久代さん(館山市)

待ち合わせ場所になっている千葉県館山市のゴルフ場に着くと、鈴木喜久代さんは待ちかねたようにぱたぱたと駆け寄ってきてくれた。そして鈴木さんの後ろにはそっと見守るように、鈴木さんの運命の人、小川美香さんが立っていた。
ふたりの出会いはおよそ10年前。場所は鈴木さんが情熱を注ぐ社交ダンスの大会の会場だった。鈴木さんにとっては初めて、デモンストレーションで自分の踊りを披露する日。プロのメイクさんに会うのも初めてのことだった。

「それがこの方(小川さん)でした。自分がメイクをしてもらうわけなんですが、もうこの方の肌を見てびっくり。あんまり綺麗なんで驚いてしまって」。そこからは質問ぜめだった。「なんでそんなに綺麗なの? 私、なるべくお金を掛けないで綺麗になりたいんだけど、何かあるの?」「あるわよ」「ほんと?」そんな会話が続いて、鈴木さんは後日、もらった名刺を頼りに小川さんを訪ねていった。ところが行った先は普通のおうち。お店を構えているわけではないと気づいて、あとから改めて電話で連絡を取った。

「私は長いこと本格的にゴルフをやっていたんです。多いときは週に2日くらい通ったこともある。そのせいかシミも多くてね。すごく気にしていたから、あらゆる化粧品を買いあさって試して、高いお金を出してシミ取りもしたことがあるんですよ。でも10年経ったらまた同じところにシミが出て半ば諦めていました」。
趣味のゴルフもとことん突き詰めて、あるとき妹さんの影響で社交ダンスを始めてみたら、すっかり夢中になった。ゴルフと違って室内競技。ライトを浴び、人から観られる機会も格段に増えて、肌の悩みは切実だった。

運命の人、小川さんとは以来10年。鈴木さんにとって小川さんは友人でもあり、頼れる年下の先輩でもあり、「美」の先生でもある。小川さんから教えられたことを忠実に守り、マナビス一筋。他の化粧品は全てやめて、ファンデーションさえ持っていない。
「今はすっぴん。マナビスのスキンカバーシリーズの商品だけです」。
それでも自分から人に勧めることはない。聞かれたら教える。そして使ってみたいと言われたら、小川さんと一緒にその人の手を薬用スキンウォッシュで洗ってあげながら、マナビス商品の良さを伝えている。だから本人も言うように鈴木さんはまだ「愛用者のひとり」だ。

でもそれでいい、と小川さんは言う。「喜久代さんは宝の原石なんです。マナビスが大好きで、社会性があって誰からも好かれています。趣味を続けてきたから人間関係もバッチリで、これまでの人生観が活きている。この仕事はひとりだけが頑張ってもダメなんです。喜久代さんの周りに柱になれる人が数人現れたら自然に回り始めます。喜久代さんも期待されたら嫌になっちゃうだろうし、そのバイタリティで自然に人を巻き込んでいったらいいんじゃないでしょうか」。

ネットワークビジネスでは会員登録する際に「ビジネス」か「愛用者」かを最初に決めなくてはならないことが多い。マナビスはその境界がないからこそ、愛用者がその良さを実感し、自然に仲間が増えることで、いつの間にかそれがビジネスになっていく。
「美香さんがいつも付いててくれるのは安心です。なんでも頼っちゃう。お金のためにというのは嫌だけど、より綺麗により豊かに。それが自然に楽しみながらできるならいいわね」。