私たちの働き方

宣伝していないから
誰かが伝えないと広まらない。
だから伝えたい、と思うんです。

武田隆子さん(埼玉県)

武田隆子さん(埼玉県)

JR熊谷駅から車で15分ほど。武田隆子さんのご自宅に着くと、大きく育ったシンボルツリーのユーカリとオリーブが、風に枝をゆっさゆっさと揺らしながら迎えてくれた。道路を一本隔てるとそこは荒川の河川敷。毎年6月には大きな蛍が舞うという。
武田さん一家がこの地に越してからかれこれ11年。マナビスの商品と出会ったのもちょうどその頃のことだ。「引っ越しの準備が忙しかったからなのか、当時は乾燥やら何やらで肌がぼろぼろだったんです。マナビスの商品を勧めてくださる方がいたんですけど、ひとつ5千円程度というのがとても高く感じられてしまってその時は使いませんでした」。

引っ越しが整い、少し暮らしが落ち着いたころ、買い物に行ったデパートでエステティックサロンの「お試し3千円」というのが目にとまり、やってみた。「乾燥がひどいと言われて、今の肌の状態を改善するには80万円掛かります、と言われたんです。もう、びっくりしてしまって。支払いの話をしている店員さんを振り切って帰ってきたんですけど、そしたらひとつ5千円程度の洗顔料がなんだかお得に思えてきて(笑)、それなら頑張れるかなって使い始めたんです」。

使い始めたら目に見えるように肌のキメが整ってハリも出てきて、人にもお肌について聞かれるようになった。そうこうしているうちに今より安く購入できるようにもなると聞いて、それなら嬉しい、と仕事としても考えるようになった。
もともとスキンケア商品に限らず、自分が使っていて「良い」と思うものは、相手に合うかどうか分からなくても「これいいよ」と教えてあげたくなるのが武田さんの性分。だからマナビス商品を人に勧めるのも武田さんにとってはその延長線上のこと。ネットワークビジネスということについても特に抵抗はなかったと言う。

陶芸、デコパージュ、トールペイントなどなど、趣味の多い武田さんは、それぞれの趣味を通じて知り合いも多い。普段のお付き合いの中で、この人に使ってもらって綺麗になってくれたら嬉しいなと思うことも多く、聞かれても聞かれなくても積極的にマナビス商品を紹介しているという。
「なにしろ宣伝をしていない商品ですから、自分からお伝えしない限りは誰も知ることがありません。だからその方が使う使わないは別として、とにかくお伝えしないことには広がらないな、と。ただ、どなたにもその方の心持ちとか経済状況とか、タイミングというものがあるので、無理にお勧めすることはしません。それでも、何年も前にお伝えした方から、数年も経ってから使いたいと言われることもあるので、そのときはダメでもお伝えすることは決して無駄ではないんですね」。

使っていない人とも使ってくれた人とも、武田さん宅での「手洗い会」などを通じてコミュニケーションを絶やさぬようにしている。みんな自分の顔のことは案外分からない。でも誰かに「綺麗になったねー!」と言われると嬉しいし、改めて肌の変化にも気付き、励みにもなる。手洗い会に参加した方に後から「楽しい時間をありがとう」と言われるのは武田さんの喜びでもある。
「普通は何かを買うということは支出一方です。特に基礎化粧品は消耗品ですから、ずーっと出ていくだけ。でもマナビス商品は紹介した人が喜んでくれて、目に見えて綺麗になってくれて、自分も安く買えるようになり、さらにはコミッションも入ってくる。これってすごく嬉しいことですよね」。
もっと積極的に広めたいという気持ちもあるが、基本スタンスは変えずに、これからも「伝える」ことで種を蒔き続けていくつもりです、と武田さんは最後に笑顔で話してくれた。